もう数年、参加もしていなかった母校の日本デザイナー学園の学祭に、
今年は作品を出展しました( ´ ▽ ` )ノ!
「so-zo-ne(ソーゾーン)」という、学校の同窓会組織の運営メンバーになったためです!
学園祭には、学校のOBOGが作品を展示するブースがあり、そこに1点用意しました^^
今回の展示のテーマは「BLUE-青-」!
「青」にまつわる展示なら何でも良い、青を使わなくても良い、というお題だったのですが、蓋を開けるとみんな「青」で w、でも色が統一された空間というのは、それだけで美しいなと思いました。
写真で魅せる人、ダジャレで攻める人、イラストで楽しませる人、クイズ系の人、様々なアプローチの作品がありましたが、やはりいくつもの死線を超えてきた猛者たち(笑)の作品は、一目で理解できてくすりと笑える、そんな作品が多かったです\(^o^)/
さすがだなー!と思いました!!!
私は、みんなで何かを創るのが好きなので、来場者参加型のリアルタイム作品にしました^^
展示を見てくれた人に、花瓶の水の中に青いインクを垂らしてもらい、どんどん青が濃くなるインクを使って、モノクロのバラの花に数時間置きに色をつけていく、という展示でした★
ここで、前回作ったカキモリさんのオーダーインクを使ったのですよ〜!
水にインクが溶けていく様は、何度見ても美しくて惚れ惚れしますヽ(;▽;)ノ
展示は、来場者さんからの投票でランキングを決める事になっていて、私は展示初参加の人だけがノミネートできる『ルーキー賞』を狙ったのですが、結果は初参加枠で3位( ; ; )
敗因は、企画が難しすぎたのと、懲りすぎたことかな(笑)
※体裁が他の人と違いすぎて、ノミネート作品と気づかない人が多発ww
その場の空間、その場に集まる人の層、彼らが作品に求める事が何か、想像が足りてなかったなーと、とっても勉強になりました!
また、今回はブースの受付をしている間に、素敵なご縁も一つ、いただきました( ´ ▽ ` )ノ
福島デザイン主宰/東京工芸大学教授の福島治さんと話をする機会をいただき、コペンカレッジの活動について「すごくいい活動ですね。」と褒めてもらえました\(^o^)/!
福島さんは、日本デザイナー学院グラフィックコースを卒業された大先輩!
1985年〜1999年までADKで働き、その後ご自身のデザイン会社を設立。東京工芸大学で今も教授を務めており、指導した学生のコンテスト受賞数は30以上にもなるんだそうです!
とりわけ《ソーシャルデザイン》に尽力されており、《デザインにおける社会貢献》を常に考えておられます。
↓こちらは「福島デザイン」のHPのトップに流れるmovie。
とても柔らかくて優しい色調で、ほんわかしちゃいます( ^ω^ )
デザインにおける社会貢献、の一つの例としてHPで紹介されていたのが、こちらの「ことばのハンカチ」展(※写真はホームページより転載)。日本グラフィックデザイナー協会「JAGDA」を巻き込んだ一大プロジェクトで、東日本大震災の被災地支援の一環として行われました。
被災地の復興商店街の方々201名に、今の気持ちをアンケートに書いていただき、そのことばを326名のJAGDA会員がデザインにおこしてハンカチを製作。
出来上がったハンカチは、日本国内および中国など15都市でチャリティー販売されました。6,300枚を販売、合計240万円が協力商店街に寄付されたそうです。
とってもとっても素敵な活動だなと思いました!
福島さんと話していてお互いに共感したのは
「デザインは敷居の高いものだと思われている」
ということ。
「デザインは社会に根ざして、社会の役に立ってこそ、活きるものだと僕は思う」と福島さんが仰られていて、本当にそうだな、と。
そんなに難しく考えなくていいんですよ。
ちょっと料理を可愛く盛り付けた。
文字の近くにイラストを添えてみた。
素敵なパッケージを見つけて、きゅんきゅんした。
デザインは、私たちの近くに溢れていて、誰かの心をいつも、少しだけ楽しく・嬉しい気持ちにさせてくれるものなのです。
「コペンカレッジでは、デザインを勉強したいと思っているのになかなか勉強できない一般の大人の女性、これから子育てを考えるママ世代に、気軽に楽しくデザインを学んでもらいたいんです。」と伝えると、「それは社会化の一つだよね。いろんな人が、もっとデザインを身近に感じられるし、すごくいいと思うよ」と言ってもらえました。こんなにすごい人に自分のやっている事に興味を持ってもらえて、共感してもらえるなんて!と、感動するとともに、私がこれからやりたい事は間違ってなさそう^^ と、とても自信をいただけた出来事でした!
学園祭の日の夕方からは、OBOGが集まる同窓会^^
私は運営メンバーとして、当日のケータリングの手配のお手伝いや、途中に行われたビンゴ大会の司会をさせていただきました^^!楽しかったですが、これまでの歴代のOBOGの数を考えると、まだまだ出席人数は伸ばせそうです!
今回の福島さんとの出会いは、短い時間でしたが私にとってはとても貴重な時間でした。
歴史が長〜い、日本デザイナー学院!
きっと、素敵なOBOGの方が、もっともっとたくさんいらっしゃるんだろうな!
私自身も彼らにあって話を聞きたいですし、若い世代とベテラン世代が、意見を共有し合う時間というのはもっとあって欲しいと思いました。
せっかく同窓会組織のメンバーに入れてもらっているので、これからますますイベント企画に力を入れていきます(o^^o)!
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