相当時間があいての記事ですが、先日女性のキャリアを考えるキャリアデザインセミナーのパネリストとして登壇してきました^^
イベントオーガナイザーとして活動されている、とよくみさんのご推薦にて、僭越ながらこれまでの経歴やこれからやりたいこと、皆に伝えたいことなど、ざっくばらんにお話してきました^^
こういう、たくさんの人の考えや理念や人生や生き方に触れられるセミナーは、とても刺激的で楽しいです。
今回は女性の「キャリア」を考える、という会だったのですが、様々な経歴の方がパネリストとしても集まりました。
大手通信系の経営企画部で6年活躍後、経理に異動し、現在はマインドフルネスを会社に導入するために人事に異動願いを提出中。ヨガを広めていきたいと考えている元バリバリ管理職さん。
正社員から、その立場はそのままに、経営陣にプレゼンテーションをして在宅勤務を勝ち取り(驚!)旦那が転勤族なのに、もう長いこと福岡の会社で働き続けているというワーキングママさん。
ブラック企業での就業経験、親の介護などの辛い状況を経てお金の知識の大事さに気づき、今ではトータルリスクコンサルタントとして働いている個人事業主さん。
そして私はOLからデザイナー、フリーランス、ふらふらと起業の道へww
(この日、相当ふくよかな顔をしておる( ; ; ))
本当に、それぞれ波乱万丈の人生で、お話聞いているだけで時間があっという間でした!
参加者の方は30代〜40代の方が多く、とても熱心に話を聞いてくださったのが、印象的でした。
今回はお話のテーマが設定されておりまして、以下のような質問をされました。
質問➀:自分の仕事に求めることは?軸は?価値観は?
質問➁:自分のキャリアを築いた上で良かったこと、悪かったこと、学んだことは?
質問➂:これまでのキャリアを築く上で大変だったことは?どうやって乗り越えたか?質問➃:今後のキャリアの展望は?
それぞれ、面白いお話が聞けたのですが、一番印象に残ったのは
仕事、育児、家庭、
すべて100%にしなくてもよいのです。
全部80%でもすごいこと。
60%でも十分なのです!
だって、それでも足したら180%でしょう?
というような言葉でした。
特に最近、私自身も、全ての局面において自分の力を100%以上出し切って出し切って毎日生活しようとしていたので、本当に余裕がどんどんなくなっていって。
今はまだいいけれど、これで子供生まれたら、私大丈夫かな…^^;って、若干不安になったりするのですが、この言葉を聞いて、結構楽になりました。
自分自身のキャリアの話から行くと、さんざん話していますが、厳格な九州男児であった父との話は外せませんww
私はもともとデザインを勉強したいと思っていたのですが、父に二度も反対され(高校進学時、大学進学時)、希望の道に進めなかったという過去があります。
でも今となっては、その父の反対があったからこそ、「国立大学卒のデザイナー」「企画ができるデザイナー」という、普通ではない肩書き・キャリアを手に入れられました。
だから、今、自分が思っている道、やりたい事と違った道にいる、と感じている人がいても、「だからこそ、それが最終的には自分だけの新しい価値になる」と思える日が、やってくる可能性があるのだ!!だから頑張って!!と、この日は伝えたくて…!!!!
どれだけの方に伝わったかは分かりませんが、熱く語らせていただきました^^!
あと印象的だったのは、セミナー会場にお子様を連れてらっしゃる方が数名いて。抱っこひもであやしたり、ちょっと遊ばせたり、立ってゆらゆらしたりしながら、セミナーを熱心に聞いていらっしゃったのですが、その光景を当たり前に受け入れている参加者のみなさまがいて。
結構、こういう勉強会とかって、子供づれだと躊躇する人も多いと思うんですが、「女の人なら、誰もが通る道なんだから、きっと皆暖かく見守ってくれるはず」という確信がこの日は持てました。もっともっと、こういう親子で学びに行ける場が増えたらいいなと思います。
最後に、会の終了後、参加者の一人に声をかけられて
「私コペンカレッジ、前から知ってたんです。」
と言ってもらえたのも、とってもとっても嬉しかった!!!!!
地道な活動が少しずつ、少しずつ、大きい波紋を形づくりながら広がってきています^^
本当に、嬉しいなーーー!
キャリアデザインって、全然難しいことじゃなくて、自分の人生で何が一番大事なのかを見極めることなのかな、って思います。それが会社にあるんだったら昇進を目指したらいいし、昇進するより家族が大事って人は毎日ゆるりと仕事をして定時に帰ったっていい。自由に自分で人生を開拓したい人はフリーランスになったらいいし、要はその「大事なもの」の優先順位が自分の中でついているか、という所がきっと大事なんですよね。
てか、キャリアって「仕事」の面しか見てない言葉だけど、今回集まった方々の話を聞いていても、仕事とプライベートや趣味、生活、家族って密接に関わりあっていて、単純に「仕事」だけに割り切れない。
キャリアデザインっていうより、自分の人生をデザインする「ライフデザイン」っていう言葉のほうがしっくりくるな〜なんて思った1日でした。
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