前々から行きたいなーと思っていた
「雑貨展」に行ってきましたo(`ω´ )o
大好きな21-21DESIGN SIGHTの展覧会です!
※結構詳細にレポしとりますので
これから行く!という方は
見ないでくださいね( ´ ▽ ` )ノ
また、あまりにも書きたいことが多いので
いくつかに分けてレポしたいと思います!
まず、入ってすぐに、でーん!とあるこの作品。
面白かったな〜
どう見てもハウルの動く城にしか見えないw
この作品は、明治時代に荷車に日用品を積んで
売り歩いていた行商人の姿を
現代の日用品で再現したもの。
以外と、モノ自体はそんなに変わってないんだな〜!と驚き。
Photo by http://www.2121designsight.jp/
今「雑貨」と聞くとオシャレで可愛いもの、の
イメージが強いですが
昔「雑貨」というものは「荒物」=生活に必須な道具
をさしていたそうです。
そんな感覚なかったので逆に新鮮でした!
「雑」という字はそもそも
「取るに足らないもの」「入り混じるもの」「主要でない」
などの意味があるんですよね。
そんな世界を表現しているのが
こちらの「雑マンダラ」。
「雑」という漢字がつくワードを一つの世界の中に
イラストレーション作品として閉じ込めた作品です。
確かに「雑用」は新参者の修行の場だし(笑)
「雑多」も、何やらまとまりがないイメージ。
「雑居ビル」「雑種」「雑巾(ぞうきん)」などなど
ちょっとだけ
マイナスな意味を含むものも多い。
でも、マイナスなワードだけじゃないんです。
「雑煮」「雑誌」「雑学」…
そして、この中にまとめられているワードの中で
私が一番心惹かれたもの
「雑木林」。
雑木林、好きなんですよ。
杉林と違った、あのもこもこしてる感。
そして色んな木々が集まって初めてできる
あの絶妙なグラデーション。
私の中の「雑貨」の「雑」は
このイメージが近いです。
まとまりなく、雑多なものが、
ただ集まっているように見えて
実は、一つの世界に在る。
それぞれが、自分の役割を果たしていて
支え合っていて
そこに大きいエネルギーを感じるのです。
この「雑」という字には
「少しだけ違う、でも根本は似ているものを
全部ゆるやかに包括する」という
意味があるのだと思います。
そう考えると
海外の文化や宗教や考えを
柔軟に、すべてゆるやかに受け入れてきた
日本の精神と
とても近いものがあるなぁと思って
日本人の雑貨好きは
そもそもの民族性が出ているのかもしれない、と
思ったりなんかしたのです^^
→「雑貨展」レポ②につづく!
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